TEDxTokyo2011と新たな旅路

2011.05.31 火

TEDxTokyo 2011:Enter the Unknownが幕を閉じ約10日が経ちました。300人以上の参加者を迎え、のべ5万人を超える人々がリアルタイムで視聴し、Youtubeにアップロードされたプレゼンテーションの中には既に8,000回も再生されているものもあります。

祭りでもパーティでも和の中心でモッシュしていると半径10mくらいで起こっていること以外は把握することができません。定量的な数字が物語るインパクト、タイムラインを流れる賛辞は、実感とはかけ離れたなにか人ごとのようだと言うのが正直なところです。今自分自身が得ている感覚は言語化するのが難しく、達成感、虚脱感、充実感、喪失感、期待感、様々な感覚の入り交じったひどくアンビバレントなものとしか言えません。

去年TEDxTokyoコミュニティにジョインして以来、ほぼ自分自身の生活の中心に存在しています。TEDxTokyo 2011に関しては、今年の初めにチームに参加してから、ミーティングを重ね、この一ヶ月間はほぼフルタイムで準備に取り組んできました。ただ前年の経験がない自分にとっては、漂う空気を読み、口頭で伝承されるわざを学びという1年目はいささか骨が折れるものだったのは確かです。そこに費やすことのできる時間が存在していたことが唯一の救いでした。ただし、来年にこの経験がかならず生きることだけは断言できます。0と1の大きな違いはレバレッジが効くかどうかその一点にあります。

また、報酬や契約といった外部的なコミットメントが存在しない組織でハイレベルな成果を出す事に対しては、その可能性と実現の難しさを同時に感じました。コミュニティマネージメントという役割の中で、人員のリクルート、アサインメントを主に担当しましたが、各個人のスキルや費やすことのできる時間、チームへのフィットは、メールでのやりとりや一度会って話すだけではわかるものではありません。チームの最適化という観点でみれば、必ずしも成功したとは言えませんが、それでもここまで大きなものを達成できるのは、ファウンダーのPatrickとToddを初めとするTEDxTokyoというコミュニティの懐の深さ、TEDxというフォーマットの力なのでしょう。

個別のオペレーション、プロジェクトの進め方に関しては、これから多くのフィードバックをすすめて行くことになりますが、まず感情的な棚卸しはこれにて終わり。自分自身の最高の喜びは、人事という役割上、携わってくれたスタッフの方からの楽しかったです(大変だったけど)というコメント、エキシビションの担当者からのお礼などポジティヴなフィードバックそれにつきます。皆さん本当にありがとうございました!

そして最後になりますが、6月1日から転職をしてあたらしい職場に赴きます。自分自身がウェブの世界に生きることを決め、IA領域に専心すると決めて以来、ずっと頭の片隅に存在していた会社です。ウェブにおけるエポックメイキングなインターフェイス、検索テクノロジー、その一端に触れられるというのが楽しみで待ちきれません。

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